物忘れと認知症はどう違いますか。

query_builder 2021/05/31
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 物忘れと認知症の違いを見分けるのは難しいですね。

見分けるのはどのような言動がみられるかを知ることが大切です。

加齢による物忘れは、体験の一部を忘れているだけです。誰でも年齢と共に物覚えが悪くなったり、人の名前が思い出せなくなったりしますね。こうした「ものわすれ」は脳の老化によるものです。老化による物忘れは、生理的な変化で体験したことの一部を忘れますが、ヒントがあれば思い出します。判断力は低下せず忘れっぽいことを自覚しており、日常生活に支障はありません。


認知症は、「老化による物忘れとは違います。」何かの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態をいいます。体験のすべてを忘れているのが認知症でヒントがあっても思い出せません。認知症が進行すると、だんだんと理解する力や判断力がなくなって、社会生活や日常生活に支障がでてくるようになります。


 物忘れや認知症のご本人の行動に戸惑いますね。

 「財布を置き忘れた」「台所で料理の仕方を忘れた」など今まで当たり前にできていたことが認知機能の低下によってできなくなります。物忘れが多くなるのは、高齢だから仕方がないと考えられますが、「認知症」という病気が関係している可能性があります。

 認知症の症状には、中核症状と行動・心理症状の2つがあります。中核症状は、脳の神経細胞の障害によっておこる症状で、代表的な症状は、「記憶障害」で、数分前の出来事を忘れてしまうのが特徴です。行動・心理症状は、認知症に伴って出現する行動や心理的な症状です。認知症の初期段階では、ご本人に「自分は病気かも知れない」

という意識があるため、この先どうなってしまうのかという気持ちから不安や落ち込みの症状が現れたり、失敗や間違いを指摘されると焦りから血相を変えて怒ることもあるます。ご本人がどこに片づけたかを思い出せないにもかかわらず、この状況を認めたくないために、誰かにとられたという妄想を抱くこともあります。

 

 認知症の物忘れは、単に忘れるだけでなく、生活の中の様々な場面で現れるようになります。火をつけたことをうっかり忘れてしまうことは多くの人が経験するものですが、実際に鍋を焦げ付かせてしまい、何回も繰り返すのが認知症の特徴です。「さっき」と「だいぶ前」の区別が難しくなり、「少し待ってて」の「少し」がわからなくなります。ご飯を食べても食べたこと自体を忘れてしまいます。空間や感覚に対する感覚が障害され、野菜を等間隔に切ったり、等間隔に苗を植えたりすることも難しくなります。車の車庫入れの時に車両感覚が鈍って車を柱に当てたり、スピード感覚も鈍くなり右折のタイミングや合流も難しくなります。何を作るかなどの目的に向かって、段取りを踏んで献立を考える、買い物する、調理する等の機能が障害されます。途中でうまくいかずに適当に調理を進め、似た内容の献立が増えます。また、冷蔵庫の中がめちゃめちゃになることが多いです。使い慣れた電化製品の操作もわからなくなります。よく使う言葉が出てこずに、「あれ」、「それ」、「これ」といった指示語が多くなります。

 物忘れと認知症の違いをご理解いただけたでしょうか。認知症の方の介護のご相談にも乗りますのでお気軽にご連絡ください。

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